2004年04月08日
トーノZEROアニメ感想キン肉マンII世 total 3223 count

何と打ち切り同然に終わったあの作品の続きが見られる感激!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のキン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLEの感想。

サブタイトル §

第1話 「再開!超人ワールドグランプリ」

あらすじ §

 超人ワールドグランプリは悪行超人の乱入で中断されたままになっていました。(TVアニメ、キン肉マンII世での放送分のあらすじ)

 再開を信じて、万太郎が住んでいる公園でトレーニングしている正義超人達。

 しかし、万太郎は毎日カルビ丼を食べているだけで、だらけています。

 そこで、ヘリに乗って美女がやって来ます。彼女は、超人ワールドグランプリ再開を伝えます。

 イケメンマッスルは、テレビで再開を宣言し、そしてこれから抽選会を行うと告げます。テレビでそれを見ているミート君と万太郎は、そんな連絡を受けていませんでした。これは、万太郎を出場させないためのイケメンの陰謀でした。

 会場に急ぐ万太郎とミート。

 抽選は、選手の入った玉を巨大ピンボールで弾いてトーナメント表の穴に落とすというもの。万太郎が入るはずだった玉は空のままでした。そして、12個の玉が弾かれます。

 そこで、会場に到着する万太郎。

 万太郎は、ピンボールマシンに生身のまま入り込みます。

 そんな万太郎を妨害するために、イケメンはリモコンで玉を操作して万太郎を苦しめます。しかし、凛子の応援の言葉にやる気を出して万太郎は見事シードの穴に入ったかに思えましたが、他の玉に弾かれ、第1試合からの穴にはまりました。

 万太郎はすぐに控え室の方にまわります。そこで、ヘリで超人ワールドグランプリ再開を伝えに来た美女、ジャクリーンと出会います。ジャクリーンはイケメンの妹でした。

 ジャクリーンは、好みのタイプは強い男だと万太郎に告げます。それを聞いて、万太郎はやる気を出します。

 そして試合開始。

 黒組第1試合はプリントマン対デストラクション。

 赤組第1試合はヒカルド対摩天楼。

感想 §

 なんだか、凄く嬉しいですね。

 キン肉マンII世という作品は好きでした。最初に見た劇場版「キン肉マンII世」からして良かったですね。東京タワーが変形するリングなどのビジュアルも良いし、ドラマの内容も燃えますね。もう1本の劇場版「キン肉マン2世 マッスル人参争奪! 超人大戦争」も、野球場に船が突っ込んで、更にそれがリングに変形するという大技を見せてくれたり、面白かったですね。

 そして、とても含蓄の深い良い作品であったのに、打ち切り同然に中途半端なところで終わってしまったTVシリーズ。このTVシリーズの完全なる続き、という感じで始まったのは、とても嬉しいことです。まるで何事もなかったかのように、前回までのあらすじが語られるこの雰囲気。まさに、あの傑作の続きが見られるわけですね。

 そのような理由から、この作品のタイトルは「キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE」であって「キン肉マンII世」ではありませんが、このオータムマガジン上では直接的な続きであると見なして、キーワードの新設は行いません。キーワード、「キン肉マンII世」でか書いていきます。

 それはさておき、こうやって手間を掛けて感想を書こうと思った最大の理由は、何と言っても、イケメン親子のあまりに汚い小悪党ぶり。正義超人のトーナメントであるはずなのに、こういう悪役がいるのが奥深いし、しかもその悪役ぶりが人間臭くて大好きです。

 それから、放送時間が午後6時台から深夜に移動したのは正しいような気がします。キン肉マンは子供向けだったかもしれませんが、II世は子供向けではないような気がしていたからです。

今回の一言 §

 試合に出場する選手。マントを取る前と取った後では、ぜんぜん別人じゃないですか。大笑い。